ファミリーキャンプのススメ – 横浜からは朝霧高原がイチオシ

皆さん、GWの予定はもう決まりましたか?

まだ決まってない方、決めていたけど新型コロナウイルスの影響でどうしようか考え直している方、ファミリーキャンプはいかがでしょうか。オープンエアなので感染リスクが低く、家族の絆を深め子供にとっては自然と触れ協調性を培ういい機会になるかと思います。

私は2018年のGWに初ファミリーキャンプをして以来、すっかりキャンプの魅力にハマりました。まだ計4回の初心者キャンパーですが、これから始めようとしている皆さんの参考になれば幸いです。

キャンプ履歴

私が行ったのは以下4ヶ所(行った順)です。

  • 静岡 朝霧高原(朝霧ジャンボリーオートキャンプ場)
  • 長野 上伊那 (四徳温泉キャンプ場)
  • 静岡 朝霧高原(ふもとっぱらキャンプ場)
  • 静岡 朝霧高原(田貫湖キャンプ場)

信越、北関東エリアにも沢山キャンプ場はありますが横浜からのアクセスとキャンプ場の多さを考慮すると丹沢、富士山周辺(御殿場、朝霧高原、山中湖エリアなど)でしょうか。長野の上伊那にいったときは千畳敷カールの眺めは最高でしたが大渋滞に巻き込まれて大変でした・・・朝霧高原に行ったときも東名はもちろん混んでましたが、やはり中央道の八王子〜大月区間は別格ですね。

丹沢は日帰りでトレッキングをしたときに下見をした程度ですが、丹沢までのアクセスはいいものの下道が細いので私のように運転に不慣れな人は要注意かもしれません。あと、周囲に観光スポットが少なく自然オンリーなのでがっつり川遊びや釣り、トレッキングを楽しめるタイプの人に向いているかと思います。

朝霧高原は眺め最高、アクセスそこそこ良し、周囲に牧場などのファミリー向け観光スポット色々ありでオススメです。やはり富士山がどーんと目の前に広がる光景は何にも変えがたい素晴らしさがありますよ!

はじめての道具選び

私の行ったキャンプ4回についてそれぞれ記事にする予定ですが、本日は最初の道具選びと初回の朝霧ジャンボリーオートキャンプ場へ行った時の初日までをご紹介したいと思います。

以前からキャンプをしてみたいなと思いつつも手をつけていなかった私ですが、娘が間もなく3歳になる2018年のGWに思い切ってキャンプへ行くことに。

行くたびにチラチラ見ていたマークイズみなとみらいのスノーピークへ足を運びまずは必要最低限をと以下の品々を購入。+αモンベルなどで小物をいくつか買ったのですが、それでも結構な量のお買い物になりました。

スノーピークでまとめ買いした物

  • テント :アメニティドームM(5人用)
  • シート :アメニティドームマットシートセット
  • 寝袋  :セパレートオフトン600(下限温度2度)×3
  • ハンマー:ペグハンマー PRO.S
  • ランタン:たねほおずき
  • バーナー:ギガパワーマイクロマックスウルトラライト
  • ガス  :ギガパワーガス250イソプロ
  • クッカー:チタントレック1400
  • マグ  :チタンダブルマグ450&フタ×2
  • 皿   :SPテーブルウェア ボールL×3

その他、小物類

  • SOTO スライドガストーチ ST-480
  • スヌーピー LEDランタン

他には元々持っていたロゴスのテーブル&チェア×2のセットに普段使いの食器類と調理器具(キッチンバサミは万能!)、現地で焚き火台とチェア×1をレンタル。食材はレトルトカレー&ラーメンとアルファ米にコーヒーなどで、後は当日買い出しで済ませることに。

これは三度目のキャンプでの荷物。コンパクトカーのトランクでも十分入ります!

ちなみに、マークイズみなとみらい1階は他にもノースフェイスやコロンビアなどのアウトドアウェアやモンベルとアウトドア系が充実。モンベルは寝袋やキャンプグッズも豊富に揃っていますよ。年4回ポイント5倍デー(三菱地所みなとみらいカードで10倍)を実施しているのでキャンプ用品を買うならこのタイミングがお得ですね。この時期だと2019年は3月20〜24日でした。

また、そのときは知らなかったのですがヨドバシカメラ横浜店はアウトドア用品が相当充実しています。スノーピークやコールマン、ロゴス、キャプテンスタッグなど幅広く取り揃えており、ヨドバシのポイントまでつくのがとってもお得です。

次の記事では初キャンプのDay2, 3の様子とともに、初キャンプとして買って良かったと感じた物、そうでない物、買っておけば良かった物も記載していますので、こちらも宜しければご参考にしてください。

初キャンプへ

朝霧高原キャンプ Day 1

朝霧高原へは、横浜からだと保土ヶ谷バイパス経由で横浜町田ICから新東名で新富士ICまで、そこからひたすら国道139号線を進めば到着。スムーズに進んで2時間程度です。東名は言わずもがなですが、横浜町田ICまでと139号線もそれなりに混むので要注意です。途中休憩や渋滞リスクを踏まえて4時間はみておいた方が安全だと思います。横浜を7時、遅くとも8時には出たいですね。

GWは芝桜が見頃

朝霧高原ではGWに芝桜がちょうど見頃を迎え、富士芝桜まつりが毎年開催されています。まずはここへ立ち寄りました。この日は生憎の空模様でかろうじて富士山が見える程度でしたが、晴れた日の芝桜のピンクと富士山、青空のコントラストは最高ですよ!

富士芝桜まつり(公式ページ)

初めてのテント設営

そして、朝霧ジャンボリーオートキャンプ場へ。

朝霧ジャンボリーオートキャンプ場(公式ページ)

お昼と買い出しを済ませ15時頃にキャンプ場へ到着、初めてなのでもう少し早めに取りかかれば良かったと反省しつつ15時半から設営開始。

テントはYouTube動画で設営方法を視聴し一度室内でインナーテント部の組み立ての練習もしましたが、ぶっつけ本番に近く一抹の不安はありました。が、さすがはエントリー向けのアメニティドーム、それほど大きなトラブルはなく1時間以内にはテント含め設営完了しました。スムーズに設置すれば30分もあれば十分かもしれませんが、小さい子供連れの方は時間は多めにみておいた方がいいと思います。

なお、自在金具(ロープの貼り具合を調整する金具)の使い方もおぼつかなくフライシート(外側のシート)をロープで張っていないですが風も穏やかでこれでも全く問題なく使えました。

娘は両親が組み立てているときに一生懸命自分ができることをしようとしてくれたり、椅子を運んでくれたりする姿が微笑ましかったです。焚き火をするときには着火剤がわりの松ぼっくりを探したりと普段とは違う体験を楽しんでくれていました。

料理は無理せず。至福の焚き火タイム

このエリアには近くに道の駅朝霧高原があり、ウインナーや牧場の牛乳にチーズ、パンなど充実した品揃えで買い出しにもってこいです。また、コンビニや、風の湯などの日帰り温泉もいくつかあるので安心。こういう点もファミリーキャンプに嬉しいポイントです。

料理は初キャンプなので無理せず。夕飯はバーナーでお湯を沸かしてレトルトカレーとアルファ米を温め、道の駅で買ったウインナーをアルミホイルに包んで焚き火で焼いて食べました。焚き火で焼いたウインナーの美味しいこと!外で食べる料理は格別ですね。

料理がキャンプの醍醐味だという方も多いと思いますが、いきなり凝った料理をしなくても焚き火でウインナーやマシュマロを焼いたり、焼き芋を作るだけでも十分楽しめると思いますよ。アルファ米はお湯を入れるだけで15分ほどで出来上がるので、少しキャンプらしさには欠けますが最初はオススメです!

そして、やはり焚き火は欠かせません。焚き火台を買うか迷いましたがとりあえずはキャンプ場のレンタルで済ますことに。

落ちている松ぼっくりや乾いた松の枝を着火剤にして、着火はSOTOのスライドガストーチで。思ったより簡単に着いて一安心です。焚き火って眺めているだけで心が安らぐんですよね。薪はキャンプ場の売店で販売していますし、いざとなれば近場のコンビニでも売っています。さすがはキャンプ場のコンビニ!

高原の夜の洗礼

そして就寝の時間を迎える訳ですが、テントで寝ると想像していたよりずっと寒さを感じるのが誤算でした。

朝霧高原はGW時期は日中20度程度、朝晩は5度〜10度程度で、寝袋は下限温度2度のものなので大丈夫だろうとたかを括っていました。テントでは地面すれすれの高さで寝ることになる訳で、下にたまった冷たい空気と地面に熱を奪われるダブルパンチでとにかく寒いです、特に背中!!

この時期はインフレータブルマット(空気入りのマット)やEVAフォームマットなどの下に敷くマットは必須、家の荷物置き場と車のトランクに余裕がある人はコット(折りたたみの簡易ベッド)があると安心ですね。

服はインナーダウンやヒートテックタイツなど、寝苦しくなく暖かいものを多少多めに持っていくと安心です。私はもう5月だしと思いナメていました・・・

そして初キャンプのワクワクと予想外の寒さとともに夜はふけ、二日目へと続く。

ユウ

2020年で桜木町在住5年、妻と幼稚園児の娘と三人暮らしの30代父親。 このエリアに魅せられ、桜木町・みなとみらい周辺の観光スポットやイベント、暮らしに関する情報を中心に発信しています。また、2018年からはじめたファミリーキャンプについても書いています!