JR横浜線 中山駅から徒歩15分ほどのところにある県立四季の森公園。
遊具広場にジャンボ滑り台、じゃぶじゃぶ池やしょうぶ園などがある緑に囲まれた大きな公園で、この時期にはホタルも楽しめます。6月18日に訪問したときはしょうぶ園付近で恐らくざっくり50匹くらいは飛んでいたのではないかと思います!
本日はそんな県立四季の森公園をご紹介します。
なお、横浜市内でホタルを楽しめるスポットは以下記事でも紹介していますのでよろしければこちらもご覧ください。
公園へのアクセス
電車・バス
電車の場合はJR 中山駅か相鉄 鶴ヶ峰駅が最寄り駅になります。
- JR横浜線 中山駅から徒歩15分(公園北口)またはバス利用
- 横浜市営バス「136系統 よこはま動物園」行きで7分、「長坂」下車
公園南口まで徒歩3分 - 相鉄バス「旭11 鶴ケ峰駅」「旭13 よこはま動物園」「旭14 よこはま動物園」行きで7分、「長坂」下車
公園南口まで徒歩3分
- 横浜市営バス「136系統 よこはま動物園」行きで7分、「長坂」下車
- 相鉄線 鶴ケ峰駅から相鉄バス利用
- 「旭11 中山駅」行きで18分、「長坂」下車
公園南口まで徒歩3分 - 「旭11 西ひかりが丘」行きで17分、「西ひかりが丘」下車
公園西口まで徒歩5分
- 「旭11 中山駅」行きで18分、「長坂」下車
車
みなとみらい周辺からだと以下ルートなどがあります。
どちらのルートも無料で所要時間約30〜40分ほど。八王子街道も保土ヶ谷バイパスも混む道なのである程度余裕をみておいた方がいいと思います(下の地図は八王子街道ルート)。
- 国道1号線→「浜松町」交差点で国道16号線(八王子街道)へ入りみちなり→県道45号線との交差点で右折→「四季の森入り口」交差点を左折してすぐ
- 国道1号線→狩場IC→保土ヶ谷バイパス→下川井IC出口→県道45号線を3kmほど進み「四季の森入り口」交差点を左折してすぐ
公園の駐車場は公園南口の隣りにしかないのでご注意ください。
- 台数:普通車165台
- 利用時間:8:30~17:00(5.1~9.30は18:00まで)
- 駐車料金:平日無料、土日祝530円/回(うち緑化協力金20円)
本公園は中山駅からでも多少距離があるので車があると便利です。近隣にあるズーラシアも一緒にまわりたいときにさっと行けますしね。
とはいえ、ホタルの夕べ開催時は道も駐車場も混雑しがちなので公共交通機関の方がノンストレスかもしれません。
今年は新型コロナウイルスの影響でホタルの夕べは中止となり公園の駐車場は18時で閉まってしまうので、ホタル観賞の場合は近隣の駐車場を利用する必要があります。私は以下の駐車場を利用しましたが、公園南口まで徒歩5分足らずでWebから事前に空車状況をチェックできるので便利でしたよ。
園内マップ
以下が園内マップです。
※使用中止となっている場所のうち、遊具広場・ジャンボ滑り台は6.1から再開済み。じゃぶじゃぶ池は本記事執筆時点ではまだ使用中止です。
園内はかなり広く、アップダウン、道沿いに笹が繁っている場所や蚊などもいるのでので、草で切ったり刺されたりしないように運動靴と長ズボンがオススメ。
公園の外周沿いは舗装路が整備されているので、ベビーカーの方や、夜に園内を移動する場合は多少遠回りになってもなるべく外周を利用して目的地まで行くといいと思います。
展望広場
公園南口の噴水を抜けると小高い丘があります。展望台は標高約78メートルの高さにあり、天候や空気の澄み具合によりますが東京スカイツリー、富士山、丹沢の山並みが眺望できるとのこと。
また、展望広場周辺には桜が植えられており、ここと公園東口付近のさくらの谷が春にはお花見スポットなんだとか。
ジャンボすべり台
展望広場の先にあるジャンボすべり台。
木々の中を通り抜けるのが気持ちいい!長さはありますが、スピードは心配するほどは出ないので小さな子供でも安心。怖がりの幼稚園児の娘も楽しそうに何度も滑っていました!
なお、金沢自然公園のようなローラータイプのすべり台ではなく、敷物は使用禁止となっています。
遊具広場
遊具広場にはアスレチックとブランコがあります。床が柔らかいクッション材になっていて万が一のときにも大怪我のリスクを低減できます。
アスレチックは難易度はそれほど高くないものが多く幼稚園〜小学校低中学年向けといったところでしょうか。
しょうぶ園・ホタル観賞
ホタル観賞スポットは、しょうぶ園付近とあし原湿原付近。
谷戸に広がるしょうぶ園のハナショウブは6月上旬~6月下旬が見頃。ホタルと一緒に観賞できるのがいいですね!
しょうぶ園には遊歩道があり、ハナショウブの中を歩くことができとても風情があります。ただし、ホタル観賞時には足下要注意です。
本公園はゲンジボタルが主で6月中旬に飛翔数のピークを迎え、天気が良く蒸す日の日没後の1時間ほどが観賞におすすめの時間帯とのことです。
なお、ゲンジボタルは東日本では4秒間隔で光り(地域差があるんですね!)、6月下旬から出てくるヘイケボタルは明滅間隔が1, 2秒なので光り方でどちらか区別できます。
訪れた日の日没はちょうど19時頃、19時半頃にはあたりもかなり暗くなってきました。しょうぶ園の南端のあたりで観賞しましたが、そこかしこで黄緑色の光が点滅しえも言われぬ美しさでした!
スマホでは残念ながら綺麗に撮影できませんでしたが、右下と左下の黄緑色の光がホタルです。
持ち物
ホタル観賞にあたり、持っていった方がいいものは以下の通り。
水辺で暮らす昆虫なので、当然蚊対策は必要です。ステロイドも入っているムヒアルファEXなどは、蚊以外の虫のカバー範囲も広いのでいざというときにも安心でオススメ。
- 虫除けスプレー
- 虫刺され薬
- ※光の弱いライト(ホタル生息地までの足元を照らすため)
ホタルの夕べが開催される例年はホタル発生場所での懐中電灯使用は禁止となり人の流れも多いので、ライトなしでも前の人についていけば大丈夫だと思いますが、今年に限っては道中足元を照らすためにはあった方がいいと思います。
とはいえ、ライトはホタルが飛んでいる場所では極力つけないようにする必要はあり、かつ、ただの懐中電灯だと明るすぎるので調光できたり眩しくない赤色の光にできるものなどがオススメです。
PETZLのe+LITEはキャンプ&防災用に持っていたんですが、便利でしたよ。
赤色天灯モードだと2ルーメンしかなく、モード切替方法はシンプルな操作で素早く可能、首からぶら下げて(本来はヘッドライト用の紐ですが)下を向くようにすれば足元のみぼやっと照らしてくれます。IPX7の防水性能にわずか26gという軽さも便利で、多目的に使えるのでオススメ。
なお、しょうぶ園の奥の方までいくと周囲は木々が生い茂りほとんど足下が見えないような場所もあるので要注意です。
公園の草花
園内には沢山の木々や草花が生い茂っています。
この時期だと紫陽花やユリ、タチアオイなどが咲いていましたよ。
タチアオイは公園北口のはす池に掛かる螢川橋の近くに多く咲いていて、ボリュームのある花と2mほどもある直立の茎が迫力あります。
なお、園内にはシロキクラゲも生えているんだとか。私は見つけることはできませんでしたが、白く八重咲きの花びらのような綺麗な形をしているそうですよ。
周辺施設
公園南口から徒歩5分の所にフォレオという商業施設があり、2階にスーパーと飲食店2店舗(中華、ファーストキッチン)が入っています。フォレオ向かいの県道45号線沿いには丸亀製麺や吉野家、ローソンなどもあります。
ホタル観賞前にささっと晩ご飯を済ませることができますよ。
以上、いかがでしたでしょうか。
ホタル観賞や子供と一緒に遊ぶのにとってもオススメの公園ですよ!