JR根岸線 洋光台駅にある「はまぎん こども宇宙科学館」。
直径23mの大きなプラネタリウムが特長の宇宙をテーマにした科学館です。
以下の記事でもご紹介しましたが、雨の日でも子供と一緒に楽しめるスポットで今の梅雨の時期にぴったりですよ!先週末にも訪問したので、改めてご紹介したいと思います。
インフォメーション
アクセス
JR根岸線 洋光台駅から徒歩3分。JR根岸線と交差する駅前の大通り(洋光台通り)沿いにあるディスカウントストア「オリンピック」の裏手にあります。
車の場合、横浜横須賀道路 港南台ICから約5分。駐車場は収容台数約70台、700円/1回です。
開館時間
- 開館時間:9:30~17:00(最終入館16:00)
- 休館日:第1・3火曜、年末年始、臨時休館
利用料金
料金は以下表の通り。プラネタリウムのみの利用時でも入館料+プラネタリウム料金となります。
※新型コロナウイルスの影響で一部利用できない展示があるため、入館料は当面の間無料となっています(2020.7.13時点)。プラネタリウム目的の人はお得ともいえますね。
毎週土曜日は小・中・高校生は入館料無料になりますよ!
年齢 | 入館料(※) | プラネタリウム |
---|---|---|
大人 | ¥400 | ¥600 |
小中学生 | ¥200 | ¥300 |
4歳以上 | 無料 | ¥300 |
プラネタリウム
6.15〜7.31の土日祝は以下3つのプログラムを投影しています。各プログラムの時間は45分ほど。ちびまる子ちゃんと名探偵コナンの回も、うち15分ほどはスタッフの方による本日の星空の生解説がありますよ!
- 11:30〜:ちびまる子ちゃん
- 13:30〜:名探偵コナン
- 15:30〜:生解説
なお、同期間の平日や8.1以降の投影スケジュールは以下ページからご確認ください。当日の残席状況もWebページから確認することができますよ。
現在は新型コロナウイルス対策で席数を大幅に減らしているため、早めに入館してプラネタリウムのチケットを先に購入しておくことをオススメします(13:30から開始の名探偵コナンは、この日は13:00頃に完売のアナウンスが流れていました。)。
また、家族でも2シートずつ離れて座ることになりますのでご留意ください。
今回は、娘が名探偵コナンが好きなので「名探偵コナン 灼熱の銀河鉄道」を視聴することに。
以前訪問したときはドラえもんのプログラムを視聴したのですが、名探偵コナンの方が個人的には面白かったですね。推理モノなので内容に引き込まれるのと、怪盗キッドが出たりとちょっと劇場版的な要素があり楽しめました!
名探偵コナン投影後には、その日の星空について15分ほどスタッフが解説してくれます。夏の大三角や木星・土星など都心部でもよく見える星を中心に分かりやすく説明してくれてこちらも勉強になります。
15:30からの生解説の回では、黄道十二星座がテーマとのことで誕生星座や星占いの好きな子供達にいいかもしれません。
プラネタリウムの出口にはJAXAの先生方などの色紙が飾ってあるのですが、その中には銀河鉄道999の松本零士先生のサインまでありますよ!色紙の内容も「物理一筋」など芸能人のサインとはひと味違った面白味があります。
展示
本科学館は5階からB2階まであり、フロアごとにテーマが別れています。
- 5階:宇宙船長室
- 4階:宇宙研究室
- 3階:宇宙トレーニング室
- 2階:宇宙発見室
- 1階:教室/工房、プラネタリウム
- B1階:休憩室
- B2階:あそびの広場/特別展示室
新型コロナウイルス対策のため、このうち5階の宇宙船長室は全エリア利用不可、各フロアの一部展示や各種教室(サイエンス・ショウ、ミニ実験、科学工作教室など)も当面の間休止となっています。
また、1階のコスモカフェ・授乳室が利用不可、B1階の休憩室は団体予約の方以外は利用不可となっています。乳幼児連れの方は特にご注意ください!
詳細は以下お知らせをご確認ください。
館内を見てまわる際、まずはエレベーターで最上階に上がって階段で下りながら各フロアで遊んでいくのがオススメ。こちらが1階エントランス。
エントランス正面にある大きなエレベーターは、天井一面に天の川が描かれておりテンションがあがります!
宇宙研究室
5階の宇宙船長室は残念ながらまだ全エリア利用不可のため、4階の宇宙研究室からスタートです。
実際に動かしながら、宇宙を支配する物理法則を学ぶことができるエリア。
下の写真は最速降下曲線のサイクロイドについて学べる展示。子供達はボールを転がすのに夢中になりますが、内容は実は難しいですね。
宇宙トレーニング室
続いて3階の宇宙トレーニング室。
ここの「惑星ジム」は宇宙をテーマにしたアスレチックになっていていつも子供に大人気なんですが、残念ながらここは休止中。とはいえ、それ以外の多くの展示は利用できるので、訪れた日もこのエリアに子供達が沢山いましたよ!
こちらは宇宙船のマニピュレーター体験。娘と一緒にトライしましたが制限時間内に全然ブロックを積み重ねられず…練習あるのみですね!
宇宙発見室
2階の宇宙発見室では、雷やオーロラの発生を擬似的に体験できるプラズマボールや放電ショウなどを楽しめます。この手のはいつまで見ていても不思議と飽きないものです。
階段吹き抜けエリア
こちらは横浜銀行のキャラクター「はまペン」が描かれた熱気球(本科学館はネーミングライツ制度により横浜銀行が2008年から命名権を獲得しています)。階段ヨコの吹き抜け部分に設置されています。
はまペンが宇宙服(ヘルメット)を着ているのが可愛いですね!そして、よく見ると胸にはNASAではなく「HAMA」のワッペンもついています。
下に設置されている加熱装置で中の空気が温められると吹き抜けの天井まで昇り、冷えてくると下にゆっくり落ちていくというサイクルになっています。こうしたスペースもうまく活用して面白い展示をしてくれるのはいいアイデアですね!
まだ新型コロナウイルスの影響で完全に元通りという訳ではありませんが、目玉のプラネタリウム投影は再開しており、展示もある程度見ることができるのでぜひ家族で訪れてみてください!