小田原から箱根湯本へ向かう途中にある神奈川県立生命の星・地球博物館。
以前から行きたいと思っていたんですが、今年の夏に箱根へキャンプへいった際に立ち寄ることができました。
恐竜の化石や珍しい岩石などが広々とした空間に展示されており、子供から大人まで楽しめる博物館になっていますよ!本日はこの生命の星・地球博物館をご紹介したいと思います。
アクセス
電車の場合
最寄り駅は箱根登山鉄道の入生田駅。
小田原駅から箱根登山鉄道で3駅(約10分)です。駅からは徒歩3分。
車の場合
西湘バイパス・小田原厚木道路から箱根口IC下車すぐ、国道1号線から少し入ったところ(「地球博物館前」交差点曲がってすぐ)にあります。
駐車場は無料(収容台数110台)です。
開館時間・休館日
- 開館時間:
- 9:00~16:30(入館は16時まで)
- 休館日:
- 月曜日(祝日にあたる場合は翌平日)
- 祝日の翌日(土・日・祝日にあたるときを除く)
- 館内整備日(8月を除く、原則毎月第2火曜日、12, 1, 2月の火曜日)
- 年末年始
- 燻蒸期間
2021年11月1日から2022年3月15日までは改修工事のため長期休館となるためご注意下さい!
休館日の詳細は以下をご確認ください。
料金
常設展の観覧料は以下の通り。なお、団体料金(要事前予約)も設定されています。
県立の博物館だけあって料金はお手頃です。中学生以下無料というのは有難いですね!
区分 | 料金 |
---|---|
20歳以上65歳未満(学生を除く) | 520円 |
15歳以上20歳未満・学生(中・高校生を除く) | 300円 |
高校生・65歳以上 | 100円 |
中学生以下 | 無料 |
なお、特別展は別途料金がかかります。
団体料金以外での割引としては、以下制度があります。
- 他の博物館・美術館のチケットでの割引制度
- 箱根フリーパス、箱根バスフリーなどの交通チケットでの割引制度
- ファミリー優待観覧日(毎月第1日曜日、県民で18歳未満の子供連れが対象)
詳細は以下をご参照ください。
展示概要
エントランス
広々とした吹き抜けとなっているエントランスでは恐竜と翼竜の化石などがお出迎え。入った瞬間にワクワクさせてくれます!
ここでチケットを購入して見学スタート。
なお、エントランスエリアにはミュージアムショップや喫茶などもあります。幼稚園児の娘はミュージアムショップで天然石を利用した自作の万華鏡キットを購入しましたが、天然石がとても綺麗に見えるとてもいい代物でしたよ!
常設展エリア
最初のエリアは「地球を考える」。ここでは隕石や鉱物、岩石などが展示されています。
写真は隕石とテクタイト。テクタイトは、隕石衝突の際に高温で蒸発した岩石や砂が上空で冷えて出来た天然ガラスなんだとか。隕石衝突のエネルギー、凄まじいですね…
孔雀石や紫水晶、鋼玉など色々な鉱物の展示も、加工されたキレイな宝石状ではなく採掘した巨大な結晶の状態で展示されているので、見ごたえがあります!
これは柱状節理という岩石が柱状に伸びたものですが、数メートルもある柱がそのまま展示されており圧巻です!
続いてはのエリアは「生命を考える」。
ここでは世界の昆虫標本や恐竜の化石などが展示されています。
肉食恐竜や首の長い大型の草食恐竜、翼竜、魚竜など様々な化石が展示されています。
プテラノドン。かっこいい…
こちらは巨大な木の根元付近の化石。70mにもなる巨木だったんだとか。
上から見るといかに大きいかが分かるかと思います。
こちらは昆虫標本。比較的キレイどころだけアップしていますが、巨大なナナフシなど迫力満点の標本もあって楽しめますよ!東南アジアや南米の昆虫はほんとデカい…
3階に移動すると、続いては「神奈川の自然を考える」エリア。
神奈川を形作った岩石や化石、相模湾で暮らす生き物の紹介などがあります。
3階には他にも「自然との共生を考える」・「ジャンボブック」エリアがあり、ジャンボブックは標本が展示されている「実物百科図鑑」となっています。図鑑を見るのが好きなタイプの人には楽しいエリアですね!
特別展
1階には特別展示室もあり、時期ごとに特別展が開催されています。
私が訪問したときは「絶海の自然 – 硫黄列島をゆく – 」という展示でした。無人島である硫黄列島でキャンプをしながら生態系などの調査を行うというもので、もはや調査隊というよりは探検隊といったところかも知れませんね!
こちらは2021年7月17日から10月31日まで開催中です。
SEISAミュージアムシアター
私が訪問したときは残念ながら新型コロナウイルスの影響で休止中でしたが、1階のSEISAミュージアムシアターでは200インチの大型スクリーンを使い、映画&子どもも大人も楽しめるインタラクティブ・クイズ映像を上映しているんだとか。座席数は308席あり、かなり大きいですね!
飲食エリア
3階テラスが飲食可能エリアになっており、さらに1階と3階には飲食店が入っています。
- レストラン「フォーレ」(3F)
- ともしび喫茶「あ~す」(1F)
博物館は小田原駅・箱根湯本駅までともに車で10分前後ほどの場所で、飲食店が多いエリアにはパッと移動できますが、とても見ごたえのある博物館なのでランチを館内で手軽に済ませられるのは有難いですね。
我が家も午前中から14時頃までがっつり見学したので、館内でランチ。小田原の海の幸、アジフライ定食を頂きました!
以上、 生命の星・地球博物館のご紹介でした。
2021年11月1日から5カ月弱改修工事のため休館となってしまうため、気になる方はお早めに!