新型コロナウイルスの影響で休園になり暇とエネルギーを持て余している幼稚園児の娘、そのエネルギーに当てられ気味の妻。
我が家と同じような境遇のご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな我が家は、娘のエネルギーを放出しに三浦半島にある「長井海の手公園・ソレイユの丘」まで日産のカーシェアサービス「e-シェアモビ」を利用してリーフでドライブに行ってきましたので、ご紹介したいと思います。
暇とエネルギーを持て余す娘
娘が幼稚園休園で暇とエネルギーを持て余しており、どこかへ日帰りで遠出しようと妻と相談していた筆者。鎌倉や小田原がぱっと浮かんだのですが、遠出の絶対条件は新型コロナウイルス対策で電車やバスなどの公共交通機関を使わず車で行くこと。
鎌倉は現地の下道が混むから電車の方が本来ラクなのに車で行くのはなんかシャクだよね、小田原は以前行った「かまぼこの里」が娘に大好評だったけど屋内施設より屋外がいいよね、せっかく行くなら小田原城の桜の見頃は3月末がいいよね、けど娘はもうエネルギー満充電だよね・・・
なんて話をしているなか、2年前の夏に三浦観光した際に少しだけ立ち寄り十分にはまわれなかった「長井海の手公園・ソレイユの丘」はどうだろうとなり、ちょうど菜の花の時期で車じゃないと不便な場所だしここだ!となりました。
ソレイユの丘は菜の花畑や向日葵などの花々、沢山の遊具に観覧車やメリーゴーランド、動物とのふれあい広場、さらには温泉にキャンプ場まである公園で、ファミリーにもってこいですよ!広々した屋外なので新型コロナウイルスのリスクも比較的低いと思います。
何があるか全部は書ききれないので、こちらの園内マップをご覧ください。本当に充実しています。
いざ出発!
事前にスマホのYahoo!カーナビアプリでルート検索したところおすすめが下道だったので、高速道路代の節約を兼ねて下道で行くことに。車はリーフ、初めてEVを運転します。
桜木町から横須賀街道で金沢八景駅あたりまで南下し、そこから逗子駅側に抜けて三浦半島の西海岸を南下するルートでしたが、逗子エリアは歩道の整備されてない片側1車線で年配の方が車道にはみ出してフラフラ歩いているような場所が結構あり危なっかしかったです。
帰りは自動車専用道を使うことにしましたが、所要時間は行き1時間40分、帰り50分ほどでした。片道50分であれば比較的気軽に行けますね。
到着、妻ははやくもほろ酔い
10:30頃無事到着。
極度に乗り物に酔いやすい妻は、下道での夫の下手糞なストップアンドゴーによりほろ酔いです。ごめんね。
ソレイユの丘の営業時間は3~11月は9:00~18:00(12〜2月は9:30~17:00)です。一日中遊んでいられるので、早めの時間に行くことをオススメします。
そしてここはなんと入場無料!駐車場が1回1,000円なので入場料がわりといったところですね。
菜の花が満開!
到着して入り口を抜けるとまず飛び込んでくるのが満開の菜の花畑!ちょうど見頃でした(3.11時点の開花状況)。
青空に黄色い菜の花が映えますね!
園内にはキレイな花壇や、入り口左手には一面のキャベツ畑が広がります。立派なキャベツです!
まずは入り口右手の売店にあるアルパカジェラートで腹を満たす娘。もこもこの毛を綿飴で表現したりと、かなり完成度が高いです。
キッズガーデンの滑り台で滑る?
園内には無料のアスレチック広場が2ヶ所(ボート池そばのキッズガーデンとキャンプ場そばのソレイユ☆パイレーツ)あります。
まずはキッズガーデンでなまった体を動かすことに。滑り台やブランコ、ターザンロープなどがあります。ターザンロープが特に人気でした。
ちなみに、ソレイユ☆パイレーツには巨大な船の形をした遊具があり、アクティブなキッズにはたまらないと思います!(どちらかというと小学生向きな印象です)
沢山の遊具を目にしてテンションの上がった娘と大きな滑り台へ。がっ、螺旋階段を上りいざすべるぞというタイミングで「怖くなっちゃった」とは娘の談。後ろでつっかえていた男の子に「普通の滑り台だよ」となかば呆れ顔で突っこまれるも決意は固く、まさかの螺旋階段下り。
果たして娘はたまったエネルギーを放出することができるのかと妻と筆者が心配になる中、続いて触れ合い広場へ。
ふれあい動物村でアルパカと
ふれあい動物村には以下の動物がいて、餌をあげたり撫でたりする(ポニーは撫でるのNG)ことができます。
- アルパカ、羊、ポニー、カンガルー、カピバラ、ウサギ、犬
入場料は320円(4歳以上)で再入場可能です。ウサギや犬など触れ合いの時間が決まっている動物もいるのでご注意ください。
犬はトイプードルやミニチュアダックスなどの小型犬で、柵の中に入るとわーって寄ってきてくれてとても可愛かったです!犬はやっぱり人懐っこいですね。
ウサギとカピバラはマイペース、カンガルーは完全に日曜日のおっさん状態でした(一度もジャンプする姿は見せず、というか起き上がりすらせず)。娘はウサギのウンチに一番興味津々だった気がします。子供って好きですよね、ウンチ。私も大好きでした。
個人的には一番気に入ったのがアルパカ。鳴き声は「フェー」とのことでこちらから「フェー」と声をかけると、偶然なのかぐっとこちらへ顔を近づけてくれました、あやうくキス寸前まで。この表情で。いい顔しています。
芝そりゲレンデで大はしゃぎ
続いて芝そりゲレンデへ。
未就学児は保護者付き添いで入場できます(320円/15分。付き添いの保護者は無料ですが、貸し出されるそりは1つです)。そりの前部に子供、後部に保護者というスタイル。ちなみにそりの持ち込み禁止です。
思ったよりもスピードが出て、大人も楽しめます。そして、滑り台でのびびり具合が嘘のように娘もおおはしゃぎ!時間いっぱいまでひたすら滑りました。
ゲレンデの周囲には無数のつくしが。春を感じますね。
浜焼きのお店で海の幸を満喫
芝そりでエネルギーを放出したら、お昼は園内にある浜焼きのお店へ。
ここは土日祝日は海鮮バイキング(70分食べ放題)のお店なんですが、平日限定でシーフードプレートとミートプレートのランチ(共に税込み1,000円)をやっています。
せっかくの三浦半島だしということで夫婦ともにシーフードプレートを頂いたのですが、これが絶品でした。プレートには以下の具が入っており、+ご飯・お味噌汁・ソレイユ収穫野菜などを使ったお惣菜・漬物が食べ放題!
- サザエ、ホンビノス貝、大あさり、パーナ貝、エビ、イカ、本日のお魚(妻がサバの干物、私はアジの干物)
ホンビノス貝のデカさ!肉厚で汁もたっぷり。火が通ってきたら醤油を少したらして頂きます。プリプリの身もさることながら汁がたまりません。大あさりは上の写真右端の貝ですが、ハマグリのようなサイズ感。こちらも大変に美味。
トングで動かすときに汁をこぼさないように気をつけてくださいね。
干物も脂がのっていて最高でしたよ!
そして、嬉しい誤算だったのが食べ放題のお惣菜も絶品だったこと。浜焼きのお店なんですが、これを食べるために入ってもいいくらい。
大根の煮付けや切り干し大根、たくあんがサイコーに美味い。さすがは大根の名産地!!ひじきの煮物やキャベツたっぷりのコールスローなど他のお惣菜も全部美味い。大根やキャベツがちょうど旬の時期だったので尚更美味しかったのでしょうね。
これで1,000円は凄すぎです!平日ランチ恐るべし。
午後もおもいっきり満喫
たらふく食べたら、再び園内で遊び倒します。
池でスワンボートを楽しんだり、おもしろ自転車コーナーで変わり種の自転車で走ったり。自転車コーナーの隣にあるゴーカートは結構混んでいましたよ。
また、前回乗ったので今回は乗りませんでしたが、観覧車やメリーゴーランド、園内を走るチューチュートレインなどもありますよ。
そして帰路へ
最後にもう一度菜の花畑と富士山を眺めて、16:30頃帰路へ。天気のいい日は富士山もはっきり見えますよ!
入り口となりのマルシェでは三浦の大根やキャベツなどの採れたて野菜も販売しているので買って帰るのもいいですね。
帰りは林ICから三浦縦貫道路に乗り衣笠ICで横浜横須賀道路へ合流し、狩場ICまでひたすら北上。狩場ICで降りて後は下道で桜木町までというルートでした。
極力下道を減らすのであれば、狩場ICで降りない以下ルートもありますが、たいして時間は変わらず無駄に高速道路代がかさむだけなので狩場ICルートがおすすめです。
- 林IC→衣笠IC→狩場JCT→石川町JCT→みなとみらいIC
- 林IC→衣笠IC→釜利谷JCT→本牧JCT→みなとみらいIC
狩場ICルートだと高速道路代は普通車料金1,160円(三浦縦貫道路310円+横浜横須賀道路850円)。なお、三浦縦貫道路はETC非対応なので要注意、Suica・PASMOが使えるので残高を事前に確認しておくことをオススメします。なんなら林ICから衣笠ICまではたいした距離じゃないので下道でもいいかもしれません。
自動車専用道ではリーフのプロパイロット機能を使ったのでほぼアクセル・ブレーキ・ステアリング操作不要で超快適でしたよ!極度の乗り物酔いの妻も帰りは酔わず。e-シェアモビについては以下の記事で詳しく紹介していますので、よければご覧ください。
補足:キャンプ場について
芝そりゲレンデの奥にはキャンプ場エリアもあります。オートキャンプサイト10区画(すべて電源付き)、フリーサイト25区画にバンガローが5棟という構成。
横浜から片道1時間以内のアクセス、日中は園内のアトラクションで思いっきり遊べ、売店・レストランに温泉も完備とファミリーキャンプにうってつけかもしれません。私自身はまだここでキャンプしたことはありませんが、いずれここでもやりたいなと考え中です。
入り口隣りにあるマルシェでは三浦半島産のキャベツや大根などの野菜、魚の干物などの海産物も取り扱っているので、ここで食材を調達して調理するのも楽しそうです。
ひとつ注意すべきなのは、海のすぐそばの丘の上という立地上風があるので、ペグは少し長めのしっかりしたものにする・風に強いタープの張り方にするなど風対策は必要そうです。
以上、いかがでしたでしょうか。
ソレイユの丘、ちょうど今が菜の花の見頃で横浜からもアクセスが良く子供とのお出かけにオススメですよ!