野毛のオススメ鰻屋 – 2020年の二の丑は8月2日(日)

昨日7月21日は土用丑の日でしたね。我が家はお手軽におうちで頂きましたが、皆さん鰻を楽しみましたでしょうか?

そして2020年は8月2日にも丑の日(二の丑)がありますよ!そんな訳で、8月2日に向けて野毛のオススメ鰻屋さんを二軒ご紹介したいと思います。

一千代

一軒目は桜木町駅から徒歩5分ほど、野毛の中央通り沿いにある一千代。野毛仲通りと交わるあたりです。

一千代(食べログ)

昭和24年創業の3代続く老舗。お店のレジ周辺が雑然としていてちょっと片付けて欲しいな〜と思ってしまいますが、鰻は美味いです。

ここのイチオシはひつまぶし!

鰻とネギに加えてシソが入っていて、とても良い香りです。夏の暑い時期でもシソの風味とお茶漬けでさらっと頂けますよ。お値段は3,000円(本記事執筆時点)。

もちろん、定番のうな重も香ばしくて美味!

うな重はよく松竹梅や並・上・特上などを見かけますが、こちらは中学・高校というクセの強いランク分け。お値段はそれぞれ3,000円、4,500円(本記事執筆時点)。

なお、ここに限らず鰻は注文してから出来るまでに時間がかかる(ここは長めかなという印象)ので、時間に余裕を持って訪問する&おつまみを一緒に注文しておくと待っている間に口が寂しくならず良いですよ。

うな重・中

そして、ひつまぶしと並んで特徴的なのが「うな飯」。他の鰻屋さんでもうな重より少しお手頃価格メニューとしてうな丼やうな玉丼がある所は多いですが、うな飯はさらにお手頃。

鰻2切れに卵やゴボウなどが乗っていてお値段は1200円(本記事執筆時点)。3年ほど前に食べた時は確か1,000円を切っていたような気がします。うな重など他のメニューも500円前後値上がりしており、近年の鰻の価格高騰で値上げしたんでしょうね。

うちの娘は鰻があまり得意ではないんですが、うな飯なら少量でお手頃価格、卵など他の具材もあり得意でない人にも食べやすいメニューになっています。なんなら鰻は大人が頂いて、子供は卵とゴボウのタレ丼としてもいいですしね。

ちなみに、少し古いデータですが日本スポーツ振興センターが全国の小中学生対象に実施した調査(平成22年度 児童生徒の食生活実態調査)で嫌いな食べ物第二位が鰻(第一位はレバー)でした。まさか鰻が二位とは…

福家

二軒目は一軒目と同じく野毛の中央通り沿い、一千代の斜め向かいにある福家。こちらも創業昭和6年と老舗です。

福家(食べログ)

1階はこじんまりしたカウンターとテーブル席、2階は個室になっている座敷があります。座敷はおばあちゃんの家に帰ったかのようなホッとする感じで、小さな子連れにとっては寛げて良いですよ。

こちらはうな重、お値段は3,500円(本記事執筆時点)。一千代のうな重は香ばしさと皮目のパリッと感が好きなんですが、こちらはタレが好きなんですよね。

こちらはうな丼、山椒が食欲をそそります。お値段2,500円(本記事執筆時点)で、うな重よりお手頃に食べられるのが嬉しいですね。

とはいえ、3, 4年前はうな重、うな丼はそれぞれ3,000円、1,650円だったのでどこも据え置きのままだとやってられないという状況なのかもしれません。

ちなみに、私はまだ食べたことがないんですがここには「八幡丼」というメニューがあります。鰻とゴボウを卵でとじた丼物なんですが、なんとお値段750円(本記事執筆時点)とコスパが凄い!数年前は680円でしたが今でも破格のお値段じゃないでしょうか。

今度訪問した時にトライしてみようと思います!

(おまけ)アメリカウナギ

我が家は今年の一の丑はオーケーストアの鰻でお手軽に済ませました。

ニホンウナギではないアメリカウナギ(ロストラータ種)を初めて食べてみたのですが、臭みもなくふっくらしてとても美味しかったです!

お店の香ばしく焼き上げた鰻には及びませんが、これは鰻の違いよりどっちかと言うと調理の違いなのかもしれません。

ちなみにアメリカウナギはニホンウナギほど個体数は減少していないのかなと勝手に想像して自己満足していたのですが、IUCNのレッドリスト上ではニホンウナギと同じ「絶滅危惧IB類(EN)」に分類されていました…ヨーロッパウナギは更に上の「絶滅危惧IA類(CR)」。

絶滅危惧種のウナギを食べておいてなんですが、完全養殖が早く実現されると良いなと願うばかりです。

ユウ

2020年で桜木町在住5年、妻と幼稚園児の娘と三人暮らしの30代父親。 このエリアに魅せられ、桜木町・みなとみらい周辺の観光スポットやイベント、暮らしに関する情報を中心に発信しています。また、2018年からはじめたファミリーキャンプについても書いています!