ファミリーキャンプのススメ – 田貫湖キャンプ場で中秋の名月と星空と富士山を眺める

2018年のGWに初キャンプをし、同年3度キャンプへ行った筆者。2019年は1度だけ9月の三連休にキャンプへ行ってきました。

選んだ場所は、初回キャンプ時に通りがかった時から目を付けていた朝霧高原の田貫湖湖畔にある「田貫湖キャンプ場」。

田貫湖キャンプ場(公式ページ)

それまでに行ったキャンプ場は、広大な敷地内が木々で複数のサイトに区分けされプライベート感のある「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」、雄大な南・中央アルプスに囲まれ自然が豊かで温泉も楽しめる「四徳温泉キャンプ場」、だだっ広い敷地に富士山がドーンと見える「ふもとっぱらキャンプ場」とそれぞれ特徴のあるキャンプ場でしたが、この田貫湖キャンプ場が4つの中で一番のお気に入りとなりました。

それでは、当日の様子をご紹介します。

キャンプギア追加調達

恒例となった、事前のキャンプギア購入。

まずはこちら。前回のキャンプで大活躍してくれたCAPTAIN STAG用のグリルプレート。

炭火で調理するときは付属の網で大丈夫ですが、小枝を薪にして直火で調理するとススだらけになってしまうのでグリルプレートを追加購入。鋳物で小さいながらどっしりしています。

  • CAPTAIN STAG カマド用グリルプレート

続いてこちらの3点。

  • snow peak メッシュグローブ S
  • snow peak チタンシングルマグ 450
  • EPIgas シングルチタンマグカバー T-8113

メッシュグローブはガスランタン「ギガパワーランタン 天 オート」の別売グローブ。付属品はガラス製で子供がうっかり倒してしまうと割れるリスクがあったので、金属製のメッシュグローブに換装しました。明るさもガラスに比べて少しやわらかい印象になりました。

マグはチタンダブルマグ を購入済みでしたが、キャンプ中は火の管理など何かと作業していることが多いのでせっかくの温かい飲み物が冷めてしまうことがしばしばあります。

そんなとき、直接マグを火にかけて温め直せたら便利だなと思いこちらを追加購入。

ダブルと違ってシングルは残念ながら別売の蓋がないのですが、EPIgasのマグの蓋が丁度いいサイズとのことで追加購入。まさにシンデレラフィットってやつですね(最初からEPIgasのチタンマグ&蓋セットを購入すればよかった訳ですが)。

田貫湖キャンプ Day1

そしていざキャンプへ。

田貫湖キャンプ場は車は駐車場にとめて、駐車場からサイトまで荷物を運ぶ必要があります。自由に使えるリアカーが数台ありますが混雑時には少し待つ可能性もあるので、リアカーをお持ちでしたら持ち込むと便利ですよ(Colemanのアウトドアワゴンを使っている方をよくお見かけしました)。

また、フリーサイトなのでいい場所は早い者勝ち。現地に到着したら寄り道せずまずは場所の確保をオススメします。我が家は富士山がよく見える位置を確保でき、出だし好調。テントやタープの設営も最初に比べるとすっかりスムーズになってきました。

設営が終わったら、お隣の休暇村富士でランチ。休暇村富士まではわずか500mほどなので歩いても行けますよ。

休暇村富士 ランチメニュー(公式ページ)

ニジマスにイクラがたっぷりの親子丼、その名も紅富士丼!

そしてそのまま、休暇村の温泉で早めのお風呂。

日帰り入浴は11:00〜14:00(13:30最終受付)と短いので、ここのお風呂を使う予定の方はご注意ください。

休暇村富士 日帰り入浴(公式ページ)

エントランス近くにはティーラウンジもあり、お風呂上がりに美味しいコーヒーを飲めますよ。休暇村からの写真はこの通り、この時間はまだ曇りでした。

夜になり…

雲が晴れてきて、中秋の名月(の1日後)が顔を出す!

そしてすっかり雲が晴れ、ついにキャンプで満天の星空が!

写真ではお伝えできないのが残念ですが、カシオペア座・北斗七星・さそり座・夏の大三角の星座達・ペガスス座などがしっかりと星座の形として見ることができ、うっすらと天の川も見えましたよ!

娘は図鑑で見ていた星座を色々見つけられて大喜び!妻もこれには感動していました。

桜木町周辺では1等星&冬場など空気が澄んでいるときに2等星が少し見える程度、オリオン座くらいしか星座の形として見ることができないので貴重な体験になりました。

田貫湖キャンプ Day2

二日目は朝からこの快晴!

朝食時は朝日が差し込み、もはやタープが意味をなしていませんが快晴が嬉しくて気になりません。

朝食を澄ますと腹ごなしを兼ねてアスレチックへ。田貫湖キャンプ場内には、少しだけ遊具があります。幼稚園児の娘には丁度いいサイズで、滑り台で一杯遊びました。

次に、近くにある陣馬の滝へ(車で15分ほど)。源頼朝が富士の巻狩りで近くに陣を張ったことからこの名が付いたとのことです。

清流の五斗目木川(芝川の支流)と溶岩層のすき間から出る富士山の湧水からなる小さな滝で、子供と一緒に遊ぶのに最適。水が本当に綺麗ですよ。

そして、9月でもめちゃくちゃ冷たいです!それでも元気な子供達が沢山水遊びして遊んでいました。裸足だと石ころと水の冷たさで長時間は辛かったので、サンダルかアクアシューズがあると良さそうです。

なお、自己責任にはなってしまいますが、溶岩からしみ出ている滝の水を直接飲んでみると美味しかったです!

白糸の滝もスケールが大きくて好きですが、個人的にはこちらの方がツボでした。

お昼ご飯は道の駅 朝霧高原の隣にある、あさぎりフードパーク内のレストランへ。フードパーク内には朝霧乳業や酒蔵もあって見て回ると楽しいですよ!

あさぎりフードパーク(公式ページ)

キャンプ場に戻ると、変わらず富士山が美しく見えます。

朝霧高原での定番となった、道の駅のグルグルウインナー!

娘が一所懸命探してくれた小枝でプチバーベキューです。

うっすら夕陽に染まる富士山。富士山って季節だけでなく時間帯によっても刻々と表情を変えるので何度見ても見飽きないです。

月明かりが明るい!今ほど街に明かりがなかった時代にはもっと明るく感じたんでしょうね。

二日目も思う存分星空観察をして就寝です。

田貫湖キャンプ Day3

過去のキャンプでは観光を詰め込みすぎたり寄り道したりでいつも帰りが遅くなっていましたが、今回は朝食をとりキャンプ場から撤収したらそのまま帰路へ。

天候に恵まれ、星空を思う存分楽しめた心の余裕があったからかもしれません。

そして渋滞にも巻き込まれず、無事家に到着。本当にいいキャンプになりました!今年はまだ行っていませんが、GWか秋口にでもキャンプに行きたいなとウズウズしています。

以上、キャンプシリーズはいかがでしたでしょうか?ぜひファミリーキャンプに挑戦してみてくださいね!

ユウ

2020年で桜木町在住5年、妻と幼稚園児の娘と三人暮らしの30代父親。 このエリアに魅せられ、桜木町・みなとみらい周辺の観光スポットやイベント、暮らしに関する情報を中心に発信しています。また、2018年からはじめたファミリーキャンプについても書いています!