今宵4月7日はスーパームーン – 望遠鏡で月を楽しむ

本日2020.4.7と明日はスーパームーン!

今年一番月と地球が近づき、遠いときと比較すると見かけの直径が14%ほど大きく、30%ほど明るく見える日なんです。

新型コロナウイルスの影響による外出自粛で楽しみが減っていますが、月はベランダや庭からでも楽しめますね。我が家は幼稚園児の娘が星が大好きなので昨年のクリスマスに望遠鏡を購入したのですが、いい機会なのでベランダから月の観察と星空鑑賞会をしてみました。

横浜でもオリオン座や冬の大三角など、明るい星は見ることができましたよ!

そして、望遠鏡で観察した月の様子はこちら。

入門用の望遠鏡でもご覧の通り月の海やクレーターがはっきりと観察できます!実際には写真よりももっと輝いて見え、レンズを覗くとちょっと眩しいくらい。

娘もテンションがあがりっぱなしです。

ちなみに、惑星や恒星だと少し望遠鏡をずらしてしまうだけで視界から外れてしまいますし、高倍率のレンズにすると天体の日周運動で少し経つと勝手に星が視界から外れてしまい小さい子供が観察するにはハードルが高いですが、月なら気軽に観察できますよ。

下の写真左下にある大きなクレーターが「ティコ」。とても大きくて目立つのですぐに分かります。

望遠鏡用の撮影器具は持っておらず、レンズ部にスマホカメラを近づけて撮影しただけなのでややボケ気味ですがご容赦ください。

入門用の望遠鏡には30倍と75倍の2つの接眼レンズが付属していたのですが、30倍で見た様子がこちら。

高倍率だとぎりぎり収まりきらなかったのですが、定倍率だとレンズ内に月がすべて収まったため空にポカンと綺麗な球が浮かんでいる姿を楽しめました。実際にはクレーターの凹凸や陰影でもっと立体的に見えますよ!

写真はうまく撮れませんでしたが、宵の明星も75倍の接眼レンズで観察したところ満ち欠けもわかりました(この日はちょうど半月相当でした)!

なお、使用した望遠鏡はこちら「SCOPETECH ラプトル50」。Amazonで11,000円で購入しました。

他の望遠鏡は使用したことがなく比較はできませんが、入門者用にシンプルな構成になっており、ファインダー(星を探すための小さな望遠鏡)や赤道儀(月や星の移動にあわせて追跡してくれるもの)はなく、ファインダーのかわりにのぞき穴ファインダーというもので望遠鏡を星の方向に合わせます。至って単純な仕組み(鏡筒にある手前の穴から覗き、筒先の穴の中心に見たい星がくるようにすれば望遠鏡の視界に星が入る)で、子供でも扱いやすいです。

対物レンズにもこだわっており、岩手県花巻市にある国内メーカーで職人さんが対物レンズを磨いているとのこと。月の表面の様子をはっきりと見ることができたので大満足です。

外出自粛でも楽しめる星空観察、明日も天気がいいようなので本日見ていない方はぜひ明日夜空を見上げてみてください!

ユウ

2020年で桜木町在住5年、妻と幼稚園児の娘と三人暮らしの30代父親。 このエリアに魅せられ、桜木町・みなとみらい周辺の観光スポットやイベント、暮らしに関する情報を中心に発信しています。また、2018年からはじめたファミリーキャンプについても書いています!